Japanese
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特集 第7回脳のシンポジウム
主題—グリア細胞
グリアの株細胞化と栄養要求
Neuroglia cell-lines and its nutrition requirement
中沢 恒幸
1,2
,
菅野 剛史
1,2
Tsuneyuki NAKAZAWA
1,2
,
Takashi KANNO
1,2
1慶応義塾大学医学部精神神経科教室
2慶応大学医学部付属病院中央検査部
1Department of Neuropsychiatry and Biochemistry, Keio University School of Medicine
pp.37-40
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903343
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脳の機能を追求する上にグリア細胞(以下グリア)を安定した実験系にすることは以前より要求された。現在その要求はP.Benda1),T.Nakazawa5)によりある程度満たされたが,それらがいかなる栄養要求の場に維持されるかは当然追求されねばならぬ問題であろう。
今回これら細胞のthiamine pyrophosphateの影響,酸素消費および蛋白要求に関し若干の結果を得たので報告する。
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