特集2 上手な予測と現場ですぐできる予防策で快適な治療を実現しよう 先回り式抗がん薬副作用対策トリビア
結果にコミットしよう
抗がん薬治療の有効性と安全性を最大限に高めるためにできること
石黒 洋
1,2
1国際医療福祉大学医学部臨床腫瘍学
2国際医療福祉大学病院腫瘍内科
pp.234-243
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200284
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はじめに
手術技量が治療成績や合併症発症に影響することは、一般的にも広く認識されている。一方で、抗がん薬治療においても専門的知識や技量が治療成績や副作用発症に影響することは、それほど認識されていない。本稿では、同じ治療レジメン・用量を選択しながらもその有効性や安全性を最大限に高めるポイントについて概説する。
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