投稿 GM Report
若手総合診療医としてJMATでの能登派遣を振り返って—災害医療に活かせる総合診療とは?
赤澤 英将
1,3
,
大塚 勇輝
1
,
藤原 真治
2
,
片岡 仁美
4
,
大塚 文男
1
1岡山大学学術研究院 医歯薬学域総合内科学
2美馬市国民健康保険木屋平診療所
3医療法人 思誠会 渡辺病院
4京都大学医学教育・国際化推進センター
pp.560-563
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204799
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「生きてるよ!ありがとう!!」
2024年1月1日、能登半島地震発災。能登半島北部の実家に帰省中で連絡のつかなかった大学時代の親友から上記の返信があったのは、1月2日の深夜でした。これほどまでに同年代の身近な人の死を意識し、その生存から安堵したことはなく、災害は親しい人を予告なく奪い去りうる事象なのだと改めて感じました(図1)。
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