特集 日常診療で出合う筋骨格疾患—脳神経内科と整形外科からのアプローチ
【頸部〜上肢の病態】
❸手根管症候群
杉田 陽一郎
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター神経内科
キーワード:
手根管症候群
,
手のしびれ
,
頸椎症性神経根症
Keyword:
手根管症候群
,
手のしびれ
,
頸椎症性神経根症
pp.154-156
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204662
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Point
●両側性の場合は二次性の原因を考慮する。
●圧倒的に感覚症状を主体に受診することが多い。
●しびれでは、「感覚鈍麻なのか?」「異常感覚なのか?」を区別する。
●病歴の3ポイント(❶夜間〜朝の増悪、❷手を使う動作で増悪、❸flick sign)を確認する。
●神経伝導検査では事前の臨床情報が何よりも重要である。
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