オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・65
発熱、頭痛ときたら…
宇佐美 福人
1
,
鈴木 智晴
1
,
徳田 安春
2
1浦添総合病院 病院総合内科
2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
pp.763-767
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203785
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CASE
患者:46歳、女性。
主訴:発熱、頭痛。
現病歴:繰り返す尿路感染症と細菌性髄膜炎の既往あり。1週間前から頻尿と排尿時痛があったが、一時的な症状であり、その後は一旦軽快していた。5日前に発熱、頭痛、関節痛を主訴に当院の救急外来を受診したところ、急性上気道炎の診断でアセトアミノフェンを処方されて帰宅した。その後も38〜39℃台の発熱が続き、頭痛が増強してきたため、救急外来を再受診した。
既往歴:細菌性髄膜炎(24歳)、急性腎盂腎炎、繰り返す膀胱炎。
内服歴:特記事項なし。
家族歴:特記事項なし。
アレルギー:なし。
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