特集 大便強ドリル—便秘・下痢・腹痛・消化器疾患に強くなる41問!
扉
中野 弘康
1
,
山中 克郎
2
1大船中央病院 内科
2福島県立医科大学会津医療センター
pp.408-409
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202553
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
プライマリ・ケアの現場で“消化器”関連の問題を抱えている患者さんはとても多いです。“便秘”、“下痢”、“腹痛”などのよくある症候に対する対応は十分ですか? “便秘”患者にセンノシドやピコスルファートを漫然と処方していませんか? 感染性腸炎で“下痢”を訴えてきた患者に抗菌薬を処方していませんか? 健診で肝障害を指摘された患者にどう向き合いますか?
本特集では、消化器疾患を診るプライマリ・ケア最前線のドクターが身につけておくべき、“消化器領域の必須知識”の習得を目指します! そしてコンセプトは、多忙を極める現場で臨床医に役立つクリニカル・パールがたくさん盛り込まれていること、本誌を開けば、消化器疾患で悩み・困っている患者を助けられるヒントがたくさん詰まっていることです。
消化器内科(腫瘍内科も含む)、消化器外科、救急、プライマリ・ケアの第一線で活躍中の若手医師の先生方に、良質かつ基本的な問題を、テスト形式で計41問作成していただきました。平均正解率は50%を目指します。「大便強ドリル」を解くことで、消化器疾患に対する興味が自然と沸き、読者の皆さんの日常診療のレベルの向上につながれば幸いです。
それではテストを始めましょう!
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.