特集 いつ手術・インターベンションに送るの?|今でしょ! 今じゃないでしょ! 今のジョーシキ!【循環器・消化器・神経疾患編】
【消化器疾患】
急性腹症
窪田 忠夫
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター外科
キーワード:
膿瘍形成性虫垂炎
,
蜂窩織性虫垂炎
,
発症からの時間経過
,
限局した腹部所見
,
汎発性腹膜炎
,
腹膜刺激症状
,
消化管穿孔
,
腹部CT
,
フリーエア
,
腹部所見
Keyword:
膿瘍形成性虫垂炎
,
蜂窩織性虫垂炎
,
発症からの時間経過
,
限局した腹部所見
,
汎発性腹膜炎
,
腹膜刺激症状
,
消化管穿孔
,
腹部CT
,
フリーエア
,
腹部所見
pp.179-185
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202484
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急性虫垂炎の手術
Q1 急性虫垂炎の疑いで紹介された患者さんです。1週間前からの腹痛で、ここ3日間は連日38.5℃以上の発熱があるそうです。痛みは少し良くなったというのですが、腹部CTでは腫大した虫垂周囲に膿瘍形成を認めています。これはもう、手術しかないですよね?
発症から数日を経過して腹部所見が限局している虫垂炎は、手術ではなく、保存治療が推奨されます。膿瘍形成があり、経皮的アプローチが可能ならば、経皮的膿瘍ドレナージを行います。
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