特集 総合診療医の“若手ロールモデル”を紹介します!—私たちはどう生きるか
【若手ロールモデル&データファイル集】
私の総合診療=⓬「日本の総合診療」のかたちの追求×プライマリ・ケア研究
富田 詩織
1
1聖路加国際病院 一般内科
pp.64-66
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202454
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私は、聖路加国際病院(東京都中央区)の「病院総合医・家庭医研修プログラム」を専攻中である。一期生として、プログラム自体の立ち上げから関わった。当初はいわゆる「1人専攻医」だったが、昨年の春、後輩も1人加わった。
「家庭医になりたいのに、なぜ(臓器別スペシャリストばかりの)聖路加に行くの?」と初期研修医の頃には言われたが、「都心の聖路加で総合診療医を育てられる」というのは、逆に非常に大きなインパクトになると思った。また、聖路加はプライマリ・ケア研究に取り組むのにもよい環境であり、公衆衛生大学院に並行して通い「MPH(公衆衛生学修士)」も取得した。
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