#総合診療
#書評:京都ERポケットブック
佐藤 信宏
1
1新潟市民病院 救急科
pp.34
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202442
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「山椒は小粒でもぴりりとからい」は、小さくても才能や力量が優れていて侮れないことをたとえることわざです。『京都ERポケットブック』は、まさにそのものです。
ポケットに入る大きさにもかかわらず、主訴別アプローチ、診断の参考になるclinical prediction ruleに加えて、ABC-VOMITアプローチ、問診の大動脈AORTAやTUNA FISHなど数多くのmnemonic(このmnemonicが何を意味するのか気になる方は、ぜひ手に取ってみてください)など膨大な内容が収まっています。各情報に参考文献も載っていて、ただのマニュアル本でもありません。しかもカラーで、図表が多く読みやすい!
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