特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38
【各論】
30 円回内筋症候群
西信 俊宏
1
1獨協医科大学病院 総合診療科
pp.561
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202070
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gestalt 円回内筋・浅指伸筋・Struthers靭帯・上腕二頭筋腱膜などの肘内側の軟部組織による「正中神経絞扼疾患」である。50代に多く、女性は男性の4倍罹患頻度が高い。正中神経絞扼疾患の約9%を占める(図1)1)。しばしば「手根管症候群」との鑑別が必要となる(表1)。
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