特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38
【各論】
18 限局性筋炎
宇井 睦人
1
1順天堂大学 緩和医療学研究室
pp.549
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202058
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gestalt 世界的に約200例の報告があり1)、「血中クレアチンキナーゼの上昇」と「筋痛」を認めることは多発性筋炎(polymyositis:PM)と同様であるが、罹患筋の分布が大きく異なる。「頸筋」「咬筋」「腹筋」「舌」などの報告があり、寄生虫・スピロヘータによるものもあるが、特発性で自然軽快する予後良好な症例も多い疾患である。
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