特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38
【各論】
19 DPP-4阻害薬による多発関節炎
三戸 勉
1
1栃木医療センター 内科
pp.550
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202059
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gestalt DPP-4阻害薬による薬剤性の多発関節痛/関節炎である。原因薬剤としては「シタグリプチン」が最も多く1)、内服後1カ月以上経過してから発症することが多い2)。DPP-4阻害薬内服患者で原因不明の多発関節痛/関節炎を認める場合には、本症を鑑別にあげる。
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