特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【慢性期外来 心不全】
Q11 「ACE阻害薬」「β遮断薬」、何をいつからどれだけ使う?
齊藤 輝
1
,
水野 篤
1
1聖路加国際病院 循環器内科
pp.275-276
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201942
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「心収縮力が低下しているHFrEF患者」であれば、ACE阻害薬・β遮断薬を心保護薬として、忍容性がある範囲で少量より2週間ごとに増量していく。「心収縮力が保たれているHFpEF患者」においては、ACE阻害薬・β遮断薬の使用に強いエビデンスはないが、高血圧などの併存疾患の状況に合わせて使用することが多い。
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