オール沖縄!カンファレンス・11
造影剤投与後の呼吸困難、気道を確保せよ!
仲本 正哉
1
,
銘苅 正
1
,
徳田 安春
2
1ハートライフ病院救急科
2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
pp.1541-1545
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201220
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CASE
患者:74歳、男性。身長160cm、体重58.8kg、BMI 23.0。
主訴:呼吸困難。
既往歴:膵囊胞腫瘤、気管支拡張症、高血圧症、逆流性食道炎。
家族歴:特記事項なし。
生活歴:喫煙歴なし。若い頃は大酒家であったが、現在は飲酒なし。
アレルギー歴:特記事項なし。以前の造影CT検査でアナフィラキシー様症状なし。
現病歴:X年3月某日に、1年に1度の膵囊胞腫瘤フォローのため造影CT施行。造影剤注入後に咳嗽・くしゃみが出現。その後、呼吸困難とSpO2の低下を認めたため、早急に救急外来へ移動となった。
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