特集 コミュニケーションを処方する—ユマニチュードもオープンダイアローグも入ってます!
【実践編】
—総合診療医の技能を際立てる—認知症“総合ツール”としてのユマニチュード
今村 昌幹
1
1沖縄県立八重山病院 内科
pp.600-602
発行日 2017年5月15日
Published Date 2017/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200910
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「認知症」は、リスクの大小はあっても誰でもなる可能性があり、進行を遅らせたり興奮状態を落ち着かせたりする薬はあっても、治すことはできない。初期症状が出てから20年ほどの経過で肺炎や老衰が直接の原因で死に至る病気で、経過中に治療について重大な判断を求められることも多く、総合診療医は避けて通ることができない。
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