特集 “賢い処方”と“ナゾ処方”
【“賢い処方”への第一歩】
目まぐるしく現れる「新薬」との付き合い方,知られざる注意点
片岡 裕貴
1
1兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科・臨床研究推進ユニット
キーワード:
EBM
,
best research evidence
,
clinical expertise
,
薬事法
Keyword:
EBM
,
best research evidence
,
clinical expertise
,
薬事法
pp.466-468
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200557
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Case
慢性便秘に難渋している一例
患者:72歳,女性.気管支喘息にて通院中.
現病歴:慢性便秘症に対して,緩下剤(センノシド24mg/日)を頓服し,週4回程度の排便あり.
「ルビプロストンという新しい下剤が出た」と患者がインターネットで調べて,添付文書を診察室で医師に手渡してきた.
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