What's your diagnosis?[153]
キザなしんどさ
夜久 愛
1,2
,
辻野 絵美
3
,
石丸 裕康
3
,
八田 和大
3
1現京都大学大学院医学研究科
2京都大学医学部免疫膠原病内科
3天理よろづ相談所病院総合内科
pp.809-811
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200327
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症例
患者:84歳,男性.
主訴:倦怠感.
現病歴:ADL屋内自立で歩行も可能であったが,入院3カ月前より倦怠感が出現した.倦怠感は動くと悪化し,息切れがする.ベッドで寝ていると軽快するので,寝たきりの状態で過ごすようになり,入院3日前より倦怠感が増悪し,食事をほとんどとらなくなったため入院となった.
Review of system :
+:数十年前からの咳および痰(変化なし).
-:発熱,悪寒,盗汗,体重減少,動悸,頭痛,鼻汁,咽頭痛,腹痛,下痢,筋力低下.
既往歴:アスベスト肺,前立腺癌,関節リウマチ.
薬剤歴:デカドロンR1mg,リュープリンR,アザルフィジンR1,000mg,リマチルR200mg.
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