State of the Art
きわめて悪性度の高い臨床経過をとったmalignant solid pseudopapillary tumorの1例
山本 亮
1
,
吉田 浩司
2
,
神吉 明彦
1
,
森本 聖子
5
,
河瀬 智哉
2
,
佐藤 雅
2
,
山下 武則
1
,
玉田 勉
1
,
浦上 淳
3
,
伊禮 功
4
,
秋山 隆
4
,
伊東 克能
1
,
日野 啓輔
2
,
定平 吉都
4
1川崎医科大学 放射線科
2川崎医科大学 肝胆膵内科
3NPO法人先端消化器画像研究センター
4川崎医科大学 消化器外科
5川崎医科大学 病理
pp.214-220
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100141
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症例
患者 36歳,女性
主訴 心窩部痛
既往歴・家族歴 2004年7月に悪性リンパ腫(左乳房原発),CHOP1クール後寛解.再燃なし.
現病歴 2007年4月15日,突如心窩部痛を自覚した.外来で超音波検査を行ったところ,膵体部に腫瘤を指摘され,精査治療目的で入院となった.
現症 特記事項なし
血液生化学所見 CRP 1.62mg/dl,それ以外CBC,生化学検査に異常値は認めなかった.腫瘍マーカーはCA19-9 35.8U/ml,CEA 0.5ng/mlと正常範囲内であった.
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