研究会紹介
日本膵切研究会
安田 秀喜
1
1帝京大学医学部第一外科
pp.443
発行日 1999年5月15日
Published Date 1999/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900067
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日本膵切研究会の前身は,1984年1月に金沢市において高田忠敬先生(現帝京大学第1外科教授),永川宅和先生(現金沢大学保健学科教授),堀澤増雄先生(現国立名古屋病院副院長)によって企画されたPD懇談会である.このPD懇談会の創設目的は,術後の合併症ならびに死亡率の高かった膵頭十二指腸切除術をいかに安全に施行するかであり,さらに日本で開発された膵頭十二指腸切除術後の再建法の1つである今永式の術式評価で,今永一先生,陣内伝之助先生を顧問とし,また宮崎逸夫先生を会長として発足した.
第1回PD懇談会は名古屋ターミナルホテルで“膵十二指腸切除後再建”を話題として1984年6月17日(日)に堀澤増雄先生が当番世話人として総合討論指定4演題,36施設の参加で開催された(表1,写真1).
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