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肝右葉の囊胞―問題
高安 賢一
1
1国立がんセンター中央病院放射線診断部
pp.158
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100503
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患者 72歳,女性.
病歴 肝右葉の囊胞(図1)に対して,US下にエタノールを用いた硬化療法を行った.穿刺液の細胞診は陰性.
5年後のUSで残存囊胞に壁在結節を認め(図2),徐々にその増大がみられた(図3).造影CTで結節部に濃染を認めた(図4).4か月後にMRIを施行した(図5).CEAとCA19-9は陰性であった.
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