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特集 アルコール性肝障害における結節性病変―画像と病理
主題症例
アルコール性肝障害における結節性病変の画像診断―提示症例の画像所見の統括を中心に
Imaging Diagnosis of Nodular Lesion Associated with Alcoholic Liver Disease : Review of Imaging Findings of Reported Cases
角谷 眞澄
1
Masumi KADOYA
1
1信州大学医学部画像医学講座
1Department of Radiology,Shinshu University School of Medicine
キーワード:
アルコール性肝障害
,
肝細胞性結節性病変
Keyword:
アルコール性肝障害
,
肝細胞性結節性病変
pp.599-603
発行日 2006年9月15日
Published Date 2006/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100203
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はじめに
アルコール性結節の画像と病理の対比を行う際の一助となるよう,本特集に寄稿された論文の症例を一覧表でまとめた.所見の記載方法には筆者が修飾を加えた箇所も多々あるので,原文を必ずお読みいただき確認をとっていただきたい.なお,空欄は不明,NDは未施行を意味する.
各項目について留意すべきであろうと思われる点を列挙する(表1).
1)施設数:6施設
2)症例数:13例(33~61歳,男性9例・女性4例)
3)病巣数:多発が9例,単発が4例
4)局在:一定の傾向は認めていない.
5)画像診断:23病巣に対して画像所見が記載されている.
6)病巣の大きさ:径10~23mm大である.ほとんどは10~15mmで,20mm以上は4病巣のみである.
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