特集 高次脳機能イメージングの脳科学への新展開
扉
pp.977
発行日 2012年9月1日
Published Date 2012/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101283
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特集の意図
現在のイメージングによる高次脳機能研究では,他の医学の発展形式とは逆の流れがみられる。つまり,基礎研究が花開いて臨床応用につながるのではなく,臨床技術の応用によって,高次脳機能の解明が進んでいる。本特集では,その流れに注目し,てんかん外科手術の術前検査として行われている,侵襲性の高い高次脳機能イメージングを応用した手法を中心に,最近の高次脳機能イメージング研究の新展開を紹介する。最後に,非侵襲的な脳機能イメージングの中でも目が離せないNIRSによる新しい知見も取り上げた。
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