特集 治療「手詰まり」の次の十手
高齢や認知症で治療に非協力的な在宅療養患者の次の一手
豊島 麻美
1
1武蔵野赤十字病院 看護部
キーワード:
在宅医療
,
地域包括ケアシステム
,
在宅医療介護の連携
Keyword:
在宅医療
,
地域包括ケアシステム
,
在宅医療介護の連携
pp.305-310
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200649
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POINT
・高齢者で治療に非協力的になったと思う時が,認知機能低下に伴う自己管理能力や治療への関心・老いに対する考え,さらに介護状況の見直しをする好機である.
・地域包括ケアシステムが目指す社会は,「again in place」(地域で暮らし続けられる)1).
・地域の糖尿病患者および家族がよりよい生活を選びとれるよう,常に意思決定を支え,それに基づいた生活支援サービスを調整するための「わがまち独自」の医療・介護連携システムを創造する時がきている.
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