Japanese
English
Special Advertising Page
アキュチェックインタビュー(Accu-Chek Interview)の使用経験―インタビューの結果をフィードバックする
The effect of motivational-interviewing by using a computer program“Accu-Chek Interview”
丸山 太郎
1
,
瀬下 可寿美
1
1埼玉社会保険病院内科
pp.596-597
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100498
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
糖尿病患者の抱える心理的な問題を入院時に知ることは教育入院の効果をあげるのに役立つ
糖尿病の患者さんはさまざまな心理的問題を抱えている.特に,教育入院の対象となる患者さんは,入院時にはいろいろな不安,ストレスを有していることが推察される.こうした心理的問題点を解決することは,生涯を通して治療を成功させるためにきわめて重要である.患者さんの抱えている心理的な問題点を発見し,これを医療スタッフのアプローチによって解決することも教育入院の目的とされるべきである.同時に,入院時に抱えていた問題点が退院時に解決されていれば,教育入院が有益であったといえるが,解決されていなければ,教育入院システムを見直す必要がある.私たちは教育入院の前後でAccu-Chek Interviewを実施し,入院時に抱えている問題点を明らかにすると同時に,退院時にどの程度改善されているかを調査した.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.