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アキュチェックインタビュー(Accu-Chek(R) Interview)の使用経験―行動変化への心理的アプローチ
The mental care approach for behavioral change of diabetic patients
鈴木 久子
1
,
今野 由紀子
1
,
鵜飼 幸江
1
,
柳澤 克之
2
1市立札幌病院 看護部
2市立札幌病院 内分泌代謝内科
pp.242-243
発行日 2004年3月15日
Published Date 2004/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100154
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自己管理に対する行動変化には動機付けが重要であり,患者の心理状態に合わせ援助する必要がある.
糖尿病は生活習慣病の代表であり,日々の生活習慣と病気の発症や治療が密接に関連している.糖尿病の治療を行うことは生活習慣の変更を伴うことも多く,患者のストレスは大きいものと考えられる.生活習慣の改善には動機付けが重要であり,動機付け不良者は疾病の放置率が高く,自己管理行動も十分にできないことが多いと言われ,また行動変化に対する援助は患者の心理状態に合わせて行うことが必要とされている1).今回,われわれは患者の心理状態や行動変化への準備状態を評価するツールとして開発されたアキュチェックインタビューを使用し2),入院時の「感情的負担」や「関心のある自己管理領域」に合わせ個人面談を行い,退院時と比較し教育入院における行動変化へのかかわりを評価した.
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