Japanese
English
チームでBrush Up 糖尿病診療
閉塞性動脈硬化症における運動療法と血管発生
Exercise therapy and vasculogenesis in patient with arteriosclerosis obliterance
佐藤 真治
1
1埼玉医科大学リハビリテーション科
pp.697-698
発行日 2005年7月15日
Published Date 2005/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100016
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
Case 閉塞性動脈症でウォーキングを開始した70歳男性
糖尿病罹病期間2年.2004年に大動脈閉鎖不全症にて手術適応と判断され,大動脈弁置換術施行される.術後9日目から当院リハビリテーション科にて心臓リハビリテーション開始.病棟歩行中に間欠性跛行の訴えあり,ABI(ankle-brachial index,下腿-上腕血圧比)測定したところ,Rt0.65,Lt0.58にて閉塞性動脈硬化症と診断.退院直後から,ウォーキングを中心とした運動療法を開始した.
入院時検査成績:BMI24.7,空腹時血糖値106mg/dL,HbA1C5.9%,血圧123/63mmHg,最大歩行距離210m,運動負荷後のABIの回復時間Rt10分,Lt14分.
服薬:バイアスピリン(R),エースコール(R),アーチスト(R),ワーファリン(R),ガスター(R),エパディール(R),ノボラピッド(R)30mix(14-0-4)
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.