今月の主題 循環器薬の使い方 1994
その他の疾患と循環器薬の使い方
閉塞性動脈硬化症
折口 信人
1
,
大川 真一郎
2
1東京都老人総合研究所臨床病理部門
2東京都老人医療センター内科
pp.1531-1533
発行日 1994年7月10日
Published Date 1994/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902869
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●軽症例では生活指導・食事療法・運動療法に加えて,薬物療法を施行する.
●重症虚血肢では血行再建を第一選択とする.
●薬物療法として,パナルジン®(3〜6錠/分3)などの抗血小板薬のほか,EPA製剤エパデール®G(3〜6Cap/分3),PGI2誘導体製剤ドルナー®(3〜6錠/分3)などが開発され,注目を浴びている.
●閉塞性動脈硬化症を有する症例は高齢者に多いので,臨床効果と副作用をみながら,薬剤はなるべく低用量とすることが望ましい.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.