JIM臨床画像コレクション
ルゴール染色による表在平坦型早期食道癌内視鏡像
佐藤 元美
1
1藤沢町福祉医療センター藤沢町民病院
pp.989
発行日 1997年12月15日
Published Date 1997/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902308
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72歳,女性.高血圧症で通院中に,無症状であったが上部消化管内視鏡検査を希望し,上部胸部食道に扁平上皮癌が発見された.12mm×10mm大の進達度sm 2,Stage 0の早期食道癌が手術で確認された.表在平坦型早期食道癌は見逃されやすいので,食道観察時に少しでも異常な部位があれば,手間を惜しまないでルゴール染色を試みる必要がある.
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