Update '96
大腸微小腫瘍性病変(5mm以下)は経過観察か切除か?
川村 亮機
1
1九州記念病院消化器科
pp.1089
発行日 1996年12月15日
Published Date 1996/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902035
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老人保健法の施行と相まって,大腸内視鏡検査数の増加に伴い,大腸微小腫瘍性病変の数は爆発的に増加している.これら多数の眼前に現れた微小病変に対して,果たして切除すべきか経過観察すべきか悩むところである.最近,この点に関して雑誌『胃と腸』に特集が組まれた.以下にその概要をあげる.
・大腸腺腫は加齢現象の可能性もある.
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