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特集 印象に残る身体所見
身体所見が診断の手がかりとなった症例
起座呼吸を呈する軽症肺炎患者―肺塞栓症
A Patient with "Slight" Pneumonia Manifesting Orthopnea
吉岡 成人
1
1市立札幌病院第1内科
pp.132-133
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901741
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- Abstract 文献概要
■比較的急激に発症する胸痛,息切れの原因として肺塞栓症(肺梗塞)は決してまれな疾患ではない.肺塞栓症の際の胸痛は胸膜由来のもので,どちらかといえば「鈍痛」であり,患者によっては痛みとして訴えないこともある.
■胸部X線写真,心電図所見に不釣り合いな呼吸困難患者では肺塞栓症を念頭に置く必要がある.
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