レジデントのための Clinical Training
小さなケガ
高野 徹
1
,
真野 敏昭
2
,
松村 聡
3
,
富井 啓介
4
,
木戸 友幸
5
,
伴 信太郎
6
,
畑 直成
7
,
小泉 俊三
8
1大阪大学病院臨床検査
2大阪大学第一内科
3大阪鉄道病院消化器内科
4天理よろづ相談所病院呼吸器内科
5木戸医院
6川崎医科大学総合臨床医学
7畑内科クリニック
8天理よろづ相談所病院腹部一般外科
pp.1049-1052
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901022
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症例1
患者:高校3年男子生徒.足裏に釘が刺さったとのことで午後3時ごろ受診.
午後1時ごろ,屋外の農作業実習中,廃材に刺さった古釘を運動靴ごしに踏みつけた.出血は,受傷直後のみで止まっている,痛みは直接触れなければ辛抱できる.左足土踏まずに3mm程度の刺創があり,止血している.圧痛は限局している.ゴミ,泥などは付着していない.
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