レジデントのための Clinical Training
神経症状のみかた
高野 徹
1
,
真野 敏昭
2
,
松村 聡
3
,
小泉 俊三
4
,
木戸 友幸
5
,
伴 信太郎
6
,
畑 直成
7
,
富井 啓介
8
1大阪大学病院臨床検査
2大阪大学第一内科
3大阪鉄道病院消化器内科
4天理よろづ相談所病院腹部一般外科
5木戸医院
6川崎医科大学総合臨床医学
7畑内科クリニック
8天理よろづ相談所病院呼吸器内科
pp.367-371
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901162
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症例
64歳,男性,1991年10月12日正午前にトイレに行き,排尿後失神する.5分くらいで気がついたが,それ以後現在まで後頭部から前額部にかけての頭痛が持続的に続く,嘔気があって食事をとると嘔吐してしまう.12日夕より発熱も認めている.その後ふらつきもあり頭痛が増強するため10月14日来院した.
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