当直医読本
重症患者と日和見感染―最新治療のpitfall
福山 正紀
1
1社会保険京都病院内科循環器科
pp.946-947
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900996
- 有料閲覧
- 文献概要
Topics
最新治療の現場には幾つもの落とし穴がある.本号の特集の項で述べられた最新の治療・検査は各々の項目に十分詳説されているが,これらが問題を生じることなく普及するためには一般臨床の現場にいるわれわれの理解が不可欠である.集中治療室は,最新治療のまさにエッセンスであるべきだが,様々な盲点を含んでいることも事実であろう.院内感染もその1つであり,場合によっては,意外な発症と経過を示すことを症例提示で理解されたい.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.