総合外来
実地医家からの紹介状―病院および在宅ケアに向けて
乾 英明
1
,
小坂 直也
1
,
津田 博之
1
,
中島 豊
1
,
平田 弘昭
1
,
町田 周治
1
,
松久 光雄
1
,
小武守 研二
1
,
永瀬 正己
1
,
三宅 康彦
1
,
阿部 須磨子
1
,
高田 都
1
1岡山市医師会プライマリ・ケア研究会
pp.546-549
発行日 1993年6月15日
Published Date 1993/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900875
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現在,医療連携を推進するために開放病床や高額医療機器の共同利用などのシステム構築の方略ばかりが重要視されているが,従来から実地医家の役割である患者を最も適した医療機関に紹介状を介して紹介する基本的な機能も,連携を進めるうえで極めて大切である.しかし,この紹介機能やスキルである紹介状がどうあるべきかの検討は,今まであまりなされてこなかったように思う.
今回,岡山市医師会プライマリ・ケア研究会では「よりよい連携を目指す紹介状を考える」をテーマにワークショップ(バズセション,J1)を開き,医療連携のために紹介状はどうあるべきかを検討した.ここでは「実地医家から専門医への紹介状」,「在宅ケアでの連携―老人訪問看護指示書」について検討する.
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