Japanese
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特集 皮膚症状から全身疾患を探る
発疹
小水疱
Vesicles
村木 良一
1
1筑波大学臨床医学系皮膚科
pp.32-33
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900702
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■免疫不全などが基礎にある例でウイルス感染に伴う小水疱を認めた時には他臓器病変,重症化に注意を要する.
■皮膚の観察に当たっては小水疱の分布,配列,発生部位に加え,色調,他の皮疹の存在などに注意する.
■問診では,自覚症状(?痒,疼痛),皮疹の経過,誘因,前駆症状などに注意する.
■診断のための検査として,水疱部の鏡検(細胞疹),ウイルス血清反応などを行い,皮膚生検,貼布試験などは皮膚科医に任せるのがよい.
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