今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
皮膚症状をみて何を考えるか
水疱
飯田 孝志
1
,
村松 勉
2
1県立奈良病院皮膚科
2奈良県立医科大学皮膚科
pp.634-636
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905033
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ポイント
●水疱とは「皮膚組織に間隙が形成され,そこに血清,血液,リンパ液,細胞外液などの液体が貯留したもの」と定義する.
●水疱の原因になり得る疾患は極めて多岐にわたる.
●水疱は組織学的に角層下水疱,表皮内水疱,表皮下水疱に分類することができる.
●水疱についての検査法には真菌検査,Tzanck試験,光線過敏性試験,病理組織学的検査,蛍光抗体法,電子顕微鏡などがある.
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