Japanese
English
特集 けが,うちみ,ねんざのfirst aid
膝関節腫脹
Swelling of the Knee
吉田 成仁
1
Shigehito Yoshida
1
1市立舞鶴市民病院整形外科
pp.1075-1077
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900673
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・受傷の時期・機転,膝関節痛・腫脹の既往の有無,腫脹・圧痛・皮下血腫の局在部位の確認が重要.
・外傷によるものは,関節周囲軟部組織の挫傷(うちみ),膝内障(靱帯損傷,半月板損傷など),骨折の3つに大別して考える.
・慢性疾患(変形性関節症,関節リウマチなど)の小外傷に伴う急性増悪や,急性炎症(化膿性関節炎,偽痛風)との鑑別が必要.
・診断・治療に迷った場合は,応急処置(しっぷ,関節穿刺,シーネ固定など)を行って早期に専門医に送る.
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