Japanese
English
特集 けが,うちみ,ねんざのfirst aid
けが,うちみ,ねんざの初診のポイント
Points of First Aid of Injured Patients
福田 充宏
1
Atsuhiro Fukuda
1
1川崎医科大学救急医学
pp.1047-1049
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900660
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
・外傷患者のvital signをチェックし,全身状態を把握する.
・緊急度を判定し,気道確保や静脈路確保などの必要な緊急処置を直ちに行う(特に多発外傷の場合).
・現病歴を正確に聴取し,緊急検査にて損傷臓器の確認や出血量の推定を行い,全身管理に努める.
・問診による受傷機転の詳細と局所症状の観察により,血管・神経損傷や骨折・靱帯損傷などの有無、感染の可能性を判断する.
・高次医療施設への転送や専門医へのコンサルトの必要性を考慮する.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.