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特集 胸痛の全体像を知る
胸痛患者の検査の進め方,解釈のしかた
Diagnostic Work-up of Chest Pain Syndrome and Its Interpretation
三田村 秀雄
1
Hideo Mitamura
1
1慶應義塾大学呼吸循環器内科
pp.665-669
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900525
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・胸痛患者の検査を進めるさいにはまず患者の重症度を把握する.
・症例によっては数時間以内に致死的となるものもあり,時には診断が不確かでも治療を開始しなければならない.
・緊急例のほとんどは血管性の胸痛であり,心筋梗塞,不安定狭心症,急性大動脈解離,肺塞栓などがある.
・心筋梗塞の診断は発症4時間以内のまだQ波もCPKの上昇もない時期につけられなければならない.
・むだな検査をせずに簡単で治療に直結する検査から始める.
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