Update'08
日本コーチ協会主催「Coaching 2008」参加記―ビジネス界との交流を通じて
齊藤 裕之
1
1東京医科大学総合診療科
pp.1031
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101581
- 有料閲覧
- 文献概要
2008年9月20日,東京都千代田区の都市センターホテルで日本コーチ協会主催「Coaching 2008」が開催された.今年で第10回目となる本大会は約500名の参加者で当日は賑わった.参加者の顔ぶれはさまざまでありプロコーチとして個人や企業コーチを本業としている人のほか,公立学校の教員,大手食品メーカーの事業部長,企業の人材開発部に勤める人,起業家,アナウンサーなどで,これほど参加者の背景が多様な集まりもないだろう.しかし参加者のそれぞれはコーチングを会社運営や人材開発,または教育の現場で活用しており,その共通概念のもとで活発な意見交換が行われる.私も医学教育の一環と組織運営を学ぶために2年前からコーチングの継続トレーニングを受けている.今回,本大会当日の様子と参加した感想を報告する.
本大会のプログラムは午前中の基調講演,午後の分科会の二部構成となっており,各会場は多くの参加者で1日中賑わう.当日の主な内容を以下に示す.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.