JIM Report
「プライマリ・ケア医のための臨床研究デザイン塾」で学んだこと
西城 卓也
1
,
竹島 太郎
2
,
松嶋 大
3
1名古屋大学医学部附属病院総合診療部
2伊豆赤十字病院内科
3自治医科大学地域医療学センター地域医療学部門
pp.136-139
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100821
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去る2006年10月5~9日の5日間,第2回「プライマリ・ケア医のための臨床研究デザイン塾(以下,臨床研究デザイン塾)」が静岡県伊東にて開催された(特定非営利活動法人[NPO]健康医療評価研究機構[iHope International]主催).昨年度から始まったこの臨床研究デザイン塾には,今年度も臨床研究を志す全国のプライマリ・ケアに携わる医師16名が参加し密度の濃い“合宿”を通じて学習した.臨床研究デザイン塾は,講師・チューター陣の指導の下,学習者参加型の方法で学習が進められていく.第2回からは第1回の臨床研究デザイン塾を修了した4名の参加者が,チューター研修生として経験を積んでいる.
本稿では,チューター研修生である筆者らが,臨床研究デザイン塾の趣旨,学習内容,学習方法について報告し,本塾で学んだことについて述べる.
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