となりの総合診療部 24
順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科
乾 啓洋
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1順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科
pp.1026-1027
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100485
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本大学の総合診療科は,1993年に渡邊一功初代教授(名誉教授)により開設されました.近年,大学病院において高度医療の推進が求められており,専門別診療が進む傾向にあります.そのようななかで,初診の患者さんが,どの専門科を受診すべきか自分で判断するのが難しく,受付業務においても振り分けが困難になってきています.その結果,患者さんがいろいろな科をたらい回しにされるケースもあります.また高齢化社会に伴い,疾患が多様化し,単一科での経過観察が難しくなっているという現状もあります.当科はこのような問題に対応するために,内科を中心とした総合的な臨床能力を持つ部門として,患者さんの多様なニーズに対応しています.
現在は,二代目教授である 林田康男教授のもと,患者さんを全人的にとらえ,専門診療科との連携により,質の高い医療サービスをモットーに日々の診療にあたっています.
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