病院めぐり
河北総合病院泌尿器科
藤岡 良彰
pp.1096
発行日 2002年11月20日
Published Date 2002/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903663
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(財)河北総合病院は,東京都杉並区に位置し,JR「阿佐ヶ谷駅」より徒歩5分のところにあります。当院は昭和3年5月に2診療科,30床の私立河北病院として開設され,その後,昭和25年に個人病院を法人組織に改組,医療法人財団河北病院の認可を受け,昭和53年6月には財団の名称を医療財団法人河北総合病院に変更し,今年で創立74年目を迎えます。平成10年には病院施設の近代化整備も完成し,現在,診療科22科,常勤医師数70名,病床数315床の総合病院となっており,1日平均1,200名の外来患者の診療に当たっています。財団としては,総合病院,河北リハビリセンター病院,透析センター,健診センター,看護専門学校などの事業体を有しており,財団全体として質のよい医療,信頼される医療を目指し,また,地域完結型の医療を重視し病診連携にも積極的に取り組んでいます。
杉並区は人口約53万人を擁しておりますが,国公立の病院がなく,まさに地域の中核病院としての役割を担い,「いつでも」,「誰でも」,「24時間」,「365日」患者さんを受け入れ,地域医療の中心的役割を果たせるよう努力をしています。一方,日本医療機能評価機構認定,臨床研修指定病院,専門医教育指定病院としての医療の提供と医療従事者への教育にも努めています。
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