Japanese
English
綜説
上部尿路上皮癌の手術療法—腎尿管全摘除術を中心として
Advances in Nephroureterectomy for Management of Urothelial Cancer of the Upper Urinary Tract
五十嵐 辰男
1
,
伊藤 晴夫
1
Tatsuo Igarashi
1
,
Haruo Ito
1
1千葉大学大学院医学研究院遺伝子機能病態学
1Department of Urology, Graduate School of Medcine, Chiba University
キーワード:
腎尿管全摘除術
,
リンパ節郭清
,
鏡視下手術
Keyword:
腎尿管全摘除術
,
リンパ節郭清
,
鏡視下手術
pp.707-714
発行日 2001年8月20日
Published Date 2001/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903322
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上部尿路上皮癌に対する腎尿管全摘除術は切開創の大きな術式であり,これまで根治性の向上を目指すために腎筋膜外剥離リンパ節郭清が行われてきた。一方根治性を損なわず,より小さい皮膚切開で行うことを目的としてさまざまな術式が試みられている。最近では鏡視下手術も行われている。本稿では腎尿管全摘除術の術式の変遷と問題点を概略し,鏡視下手術の現況と意義を述べる。
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