Japanese
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特集 泌尿器科領域の新しい画像診断
前立腺疾患のMRI—直腸内コイルによる診断
Carcinoma of the Prostate Gland:MR Imaging with Endorectal Surface Coil
杉村 和朗
1
Kazuo Sugimura
1
1島根医科大学放射線科
1Department of Radiology, Shimane Medical University
キーワード:
MRI
,
直腸内コイル
,
前立腺癌
Keyword:
MRI
,
直腸内コイル
,
前立腺癌
pp.483-489
発行日 1997年6月20日
Published Date 1997/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902093
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MRIは,前立腺癌の診断において重要な役割を果たしつつある。特に直腸内コイルを用いた画像は、非常に詳細な解剖学的あるいは病理学的所見が得られるため,診断に果たす役割が期待されている。しかし最近では,MRIによる前立腺癌の病期診断において,直腸内コイルは必ずしも期待されたほど役立っていないとする報告が多い。本稿では,前立腺癌の診断における直腸内コイルの有用性と限界,今後の展開について解説する。
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