Japanese
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講座 臨床医のための免疫学・10
AIDS最近の問題点
Current Topics in AIDS
櫻田 正仁
1
,
澤田 滋正
2
Masahito Sakurada
1
,
Shigemasa Sawada
2
1日本大学医学部第一内科
2日本大学付属練馬光が丘病院内科
1First Department of Internal Medicine, Nihon University School of Medicine
2Department of Internal Medicine, Nihon Usiversity School of Medicine Nerima Hikarigaoka Hospital
キーワード:
エイズ
,
レトロウイルス
,
ヒト免疫不全ウイルス
Keyword:
エイズ
,
レトロウイルス
,
ヒト免疫不全ウイルス
pp.293-298
発行日 1993年4月20日
Published Date 1993/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900929
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1981年,第1例目のAIDSの報告がされてから,11年が経過した。この間,原因ウイルスが発見・同定され,数種の治療薬開発により患者余命がわずかに延長されたものの,今なお有効な治療および発症予防の方法はみつかっていない。近年になり,アジア周辺諸国でのAIDS患者の増加,通常の検査上検出不能なsilent AIDS,AZT耐性HIVの出現などさまざまな問題が生じてきている。本小論文では,AIDSの病型.病期分類,病態生理を含め,これら諸問題点について述べる。
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