特集 前立腺肥大症の診療トランスフォーメーション―低侵襲的外科治療の台頭
〈低侵襲的外科治療(MIST)〉
MISTの出現は,前立腺肥大症の治療戦略をどのように変えるのか?
藤原 敦子
1
,
浮村 理
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科 泌尿器外科学
キーワード:
前立腺肥大症
,
低侵襲的外科治療
,
MIST
,
経尿道的前立腺吊り上げ術
,
PUL
,
経尿道的水蒸気治療
,
WAVE
Keyword:
前立腺肥大症
,
低侵襲的外科治療
,
MIST
,
経尿道的前立腺吊り上げ術
,
PUL
,
経尿道的水蒸気治療
,
WAVE
pp.578-581
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208177
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▶ポイント
・日本では超高齢化が進んでおり,今後薬物療法では排尿困難の改善が不十分な超高齢患者,フレイル状態の患者は増加することが予想され,その低侵襲性から低侵襲的外科治療の対象患者は増加すると考えられる.
・それに加え,薬物療法で改善が不十分な患者のうち,従来法が可能な患者でも性機能温存目的などで積極的に選択される可能性がある.
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