特集 即,実践! 小児の下部尿路機能障害の診療
Dysfunctional voidingの病態と診断
日向 泰樹
1
1自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児泌尿器科
キーワード:
Staccato pattern
,
便秘
,
排尿時の尿道括約筋弛緩障害
Keyword:
Staccato pattern
,
便秘
,
排尿時の尿道括約筋弛緩障害
pp.974-977
発行日 2023年11月20日
Published Date 2023/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207955
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▶ポイント
・機能障害的排尿(DV)は,神経学的に正常な小児における排尿時の尿道括約筋弛緩障害を主とする病態である.
・尿失禁,尿路感染症症例などに潜在しており,便秘,膀胱尿管逆流(VUR)を合併することがある.
・筋電図併用の尿流量測定が診断に有用である.
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