特集 限局性前立腺癌診療バイブル―このへんでキッチリと前立腺癌診療の“あたりまえ”を整理しよう!
〈ホルモン治療〉
限局性前立腺癌に対する一次ホルモン療法(PADT)の意義と適応
関根 芳岳
1
,
鈴木 和浩
1
1群馬大学大学院医学系研究科器官代謝制御学講座 泌尿器科学
キーワード:
限局性前立腺癌
,
一次ホルモン療法
,
PADT
Keyword:
限局性前立腺癌
,
一次ホルモン療法
,
PADT
pp.810-814
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207670
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▶ポイント
・限局性前立腺癌に対する一次ホルモン療法(PADT)に対する考え方は,アジアと欧米とでは大きく異なる.
・根治療法の適応があるものの,期待余命などの点から,手術,放射線が治療選択とならない場合,PADTは選択肢の1つになりうる.
・循環器疾患の既往のある症例に関しては,PADTによる循環器疾患発症リスクへの注意が必要である.
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