特集 限局性前立腺癌診療バイブル―このへんでキッチリと前立腺癌診療の“あたりまえ”を整理しよう!
〈手術〉
拡大切除術の意義と適応
三浦 徳宣
1
,
雑賀 隆史
1
1愛媛大学大学院医学系研究科器官・形態領域泌尿器科学
キーワード:
拡大前立腺全摘除術
,
very high-risk prostate cancer
,
局所進行性前立腺癌
Keyword:
拡大前立腺全摘除術
,
very high-risk prostate cancer
,
局所進行性前立腺癌
pp.816-822
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207671
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▶ポイント
・非転移性超高リスク前立腺癌(VHRPCa)/局所進行前立腺癌は70〜80%に被膜外進展を来しており,multimodal treatmentの1つとしての拡大前立腺全摘除術が考慮される.
・VHRPCa/局所進行前立腺癌であっても,拡大摘除することで50〜70%の症例でSpecimen-confinedに摘除可能である.
・eRALPの主なメリットは,①優れた局所コントロール,②正確な病理診断,③過剰治療の回避の3つである.
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